無線を聴く人は聴いたことがあると思いますが、航過飛行において「C(チャーリー)」という交信が聴こえることがあります。これは、「C隊形という基本隊形を作れ!」という意味なのです。
(航空無線ではアルファベットを伝えやすいように、それぞれの文字で読み方が決められています。Cはチャーリーと読みますので、例えばC-1輸送機はチャーリーワンです。)
ブルーインパルスの隊形間隔は6段階あります。以下の1から順に隊形(各機の距離)が広くなります。
- A(アルファ):最も近い隊形で、「ファンブレーク」の距離です。
- B(ブラボー):「チェンジオーバーターン」や「トレールトゥダイヤモンドロール」時の最後収束した距離。
- C(チャーリー):基本隊形
- ベスト:ダーティローパス後ギヤ・フラップをアップする(クリーンアップという)時やコントロールチェックを実施する時の距離。
- E(エコー):ボントンロール時の距離
- W(ワイド):「ワイドトゥデルタループ」進入時の距離
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