松島基地の見学について

|  ブルーインパルス雑学  |

　松島基地ではいくつかの所属部隊を見学することができますが、ここではブルーインパルス（11飛行隊）について書きます。松島基地見学では、ブルーインパルスミュージアムや格納庫の見学、11飛行隊隊舎の屋上にある観覧席からブルーインパルスのフィールドアクロ（飛行場訓練）を見る事ができます。（注：天候や日程・時間により全て見学できるとは限りません）

◆11飛行隊隊舎とブルー格納庫見学

　松島基地のゲートをくぐり少し歩くと11飛行隊隊舎に着きます。入り口には「第11飛行隊」の表札があり、中へ入ると隊員の写真やタイルにT-4ブルーが書かれたプレートが整然と飾ってあります。「ついに来たぞ！」と力の入る瞬間です（笑）。さらに奥へ進み隊舎を抜けるとそこがブルーインパルス格納庫、ドアを開け中に入ると雑誌やDVD等で見覚えのある景色が広がります。感動です。訓練中であれば殆ど機体がない状態となり床のエンブレムがよく見え、機体が残っていれば一緒に記念撮影もできます。

◆ブルーインパルスミュージーアム

　11飛行隊隊舎内にあります。F-86Fセイバー時代からの迫力のある写真や塗装案の模型、ヘルメットやスーツ等ゆかりの品々が数多く展示してあり、ブルーインパルスの歴史に接する事ができます。懐かしい気持ちでいっぱいにファンの方も多いのではないでしょうか。

◆フィールドアクロ（注：見学中に実施された場合のみ）

　展示飛行本番のような迫力のあるフィールドアクロですが、ポジションと垂直尾翼のナンバーが違ったり、青空にサクラが描かれたり、6機がフライトに出ていない事もあります（訓練状況や機体の使用状況によります）。またフライト以外でも、展示用ではなく通常のフライトスーツや整備服を着用しているなど航空祭とは違う訓練の様子を見る事ができます。いつも見ているブルーと訓練は違う？と感じるかもしれませんが、キャノピー越しに手を振る姿はいつもと同じです。こちらも「頑張って!!」という気持ちを込めて手を振り応援しましょう。

　松島基地での11飛行隊の皆さんの姿を見ていると、航空祭で見るすばらしい展示飛行はこの訓練の上に成り立っている、という事を実感します。是非皆さんも松島基地へ行きブルーインパルスを応援して下さい。