動画の楽しさってなんでしょう?レンズ性能やCCDの画素数などの基本スペックは、一眼レフカメラと較べて劣るので解像度では適いません。一方で、大好きな航空機の連続した動きがあること、速度感が感じられること、排気音や航空祭会場内の音声を同時に収められること等が、動画の最大のメリットでしょう。もちろん、迫力や雰囲気が伝わる素晴らしい写真を撮影される方も多くおられます。その陰には多くの経験があり、またある程度の機材が必要です。その点、大抵のご家庭にあるビデオカメラを使った動画撮影は、気軽に入りやすい趣味になるでしょう。
また、動画データをパソコンに取り込んで編集すれば、自分だけのオリジナル航空祭ビデオが完成します。最近のパソコンには簡易編集ソフトが付いています。様々なソフトも市販されていてTV局で使用しているような本格的なソフトもあります。不要部分をカットするような簡単な編集であれば、直感的な操作で簡単に編集でき、特に専門知識が必要となるわけはありません。撮影だけではなく編集にもチャレンジしたら、新たな楽しみや隠れた才能が発見できるかもしれませんよ。
動画撮影での注意は、メリット(航空機の連続した動き)の裏返しで、写真のようにお気入りのカットをチョイスすれば良い、という風にはいかないことです。航空機の進入や離脱の部分はカットが可能ですが、飛行シーンのハイライトとなるような映像がブレたり、フレームからはみ出る(フレームアウトする)と、その前後の映像も含めて苦労が水の泡になってしまいます。それも含めて臨場感とも言えなくは無いのですが、やはり綺麗に撮りたいですよね。失敗しないために私が実践している事をこのプログで紹介して行きましょう。
<動画撮影(その1 液晶パネル or ビューファインダー)に続く>
<Studio-T>