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DVDプレビュー 1区分課目解説
ブルーインパルスについて
 ブルーインパルスは、航空自衛隊・松島基地・第4航空団に所属する第11飛行隊の通称であり、チーム名です。
 ブルーインパルスは、日本で唯一の展示飛行専任の部隊であり、各地で行われる航空祭でアクロバット飛行を披露する他、長野五輪開会式やワールドカップで航過飛行を実施したりしています。その他にも各地の分屯基地の記念行事や航空学生卒業式で祝賀飛行を行ったり、インディ300マイルレース、国際航空宇宙展、ホビーショウなどのイベントで展示飛行を行っています。
 ブルーインパルスのパイロットは、航空自衛隊の戦闘機パイロットから選出された精鋭パイロット達。彼らは、航空自衛隊を代表して、その素晴らしい操縦技術を披露してくれます。航空祭では、ブルーインパルスのテントが設けられ、その前でサイン会を行い、サインや記念撮影に応じてくれる他、ファンの素朴な質問にも回答してくれます。
 ブルーインパルスのアクロバット飛行はワールドクラス。ブルーエンジェルスやサンダーバーズのような6機構成でのアクロを実施しますが、さらに緻密な演技課目構成で、ジャパニーズスタイルを確立しています。ブルーエンジェルスやサンダーバーズがやらない「描き物」。ハートを空に描く「キューピッド」、☆を描く「スター&クロス」、桜の花を空に咲かせる「さくら」などが盛り込まれている他、1機、2機、3機、4機、5機、6機のあらゆる組み合わせで構成されるアクロバット飛行は、まさにブルーインパルスならではなのです。
 ブルーインパルスは、毎年4月から12月のシーズンに、二十数回展示飛行ツアーを行っています。各地の航空祭やイベントで、是非ブルーインパルスの妙技を堪能してください。

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 ブルーインパルスが現在使用している機体は、一般にはオートバイで知られているKawasaki(川崎重工業)製の中型ジェット練習機T-4です。T-4は、戦闘機パイロット候補生が、初等操縦過程でプロペラ機による操縦をマスターした後、基本操縦過程で初めてジェット機に乗る機体です。この他にも、全国の飛行隊の要務連絡用としても配備されている、世界に誇るべき国産傑作機といえましょう。
 T-4の特長は、コンパクトで機動性が良いこと。その特性を活かしてブルーインパルスのアクロバット飛行が構成されています。そして、ブルーインパルスのT-4はアクロバット飛行用に改修された特別仕様。バードストライク(鳥がぶつかる事故)に備えてキャノピー(風防)のフレームを太くしたり、主翼の前縁を強化したり、そうした改修による重量の増加をカバーするためにエンジンをチューンナップしている他、スモーク発生装置の増設や、ラダー(方向舵)という垂直尾翼後端に設けられた可動翼の可動角を大きくしたりしています。このブルーインパルス仕様T-4でしか、あのアクロバット飛行はできないのです。
 T-4は、F86F、T-2に続いて3代目の使用機種であり、この3代目のブルーインパルスを、皆T-4ブルーインパルスと呼んでいます。そして、T-4ブルーインパルスは、単独の第11飛行隊として独立した初めてのブルーインパルスなのです。2005年12月にはT-4ブルーインパルス=第11飛行隊は10周年を迎えました。
(Imachan)



 F86Fを使用した初代86ブルーインパルスは、東京オリンピック開会式で五輪のマークを描くなど、航空自衛隊が初めて全国に防空任務のための戦闘機部隊を配備したF86Fを使用した、歴史的な伝説のアクロバット飛行チームです。F86Fは、ノースアメリカン製の米空軍初の後退翼戦闘機で、朝鮮戦争での活躍によりジェット戦闘機時代の幕開けとなった傑作機。航空自衛隊は、1950年半ばに米国から180機を受容するとともに三菱重工による国内生産も開始し、F86Fの全国各基地への配備により、国防任務を担う戦闘機部隊が編成されました。





















 2代目のT-2ブルーインパルスは、後にF-1支援戦闘機のベースとなった国産初の超音速ジェット練習機の三菱重工業製T-2を使用したダイナミックなアクロバット飛行で人気を博しました。その超音速を思わせる尖った機体、アフターバーナーをONにするとスモークが勇ましい炎の噴射に変わるスモーク発生装置、それにより炎を引きながら離陸する姿など、たくさんの子供達や航空ファンに夢と希望を与えてくれたブルーインパルスです。










 

 T-4ブルーインパルスは、86、T-2の伝統を継承し、さらにT-4の特性を活かして進化させたアクロバット飛行チームです。T-4ならではの演技課目や、航空自衛隊50周年の2004ツアーでは、「さくら」など新しい描き物の演技も開発し、これからも進化していってくれることでしょう。T-4ブルーインパルスのアクロバット飛行は、ワールドクラスの妙技が凝縮されており、T-4と精鋭パイロットの心技体がいっしょになった「極技」なのです。










(Imachan)



1958.10.19浜松基地開庁記念式典にてフライバイチームによる初飛行展示
1960.03.04浜松基地にてフライバイチームによる初の公式展示飛行
1960.04.16空中機動研究班 発足
1960.08.01特別研究班へ変更
1964.10.10東京オリンピック開会式にて「五輪マーク」を描く(国立競技場上空)
1965.11.20戦技研究班へ変更
1970.03.14大阪万国博覧会開会式にて「EXPO70」の文字を描く(万博会場上空)
1981.02.08入間基地にて最後の公式展示飛行実施、通算545回
1981.12.27F-86F戦技研究班 解散

1975〜T-2アクロ研究開始
1977.07.01T-2アクロ訓練開始
1978.08.23松島基地にて飛行教育集団司令官に展示飛行
1981.02.08入間基地にて展示飛行
1982.01.12T-2 戦技研究班 発足
1982.07.25松島基地航空祭にてT-2ブルー初の公式展示飛行
1990.04.01大阪・国際花と緑の博覧会にて「花マーク」を描く(博覧会上空)
1995.12.03浜松基地航空祭にて最後の公式展示実施、通算175回
1995.12.08松島基地で行われた戦技研究班解散記念式典にて最終アクロ訓練実施
1995.12.22T-2戦技研究班 解散

1992.10〜T-4準備班
1994.10.01臨時第11飛行隊 発足
1995.12.22第11飛行隊 発足
1996.04.05防衛大学校入校式にてT-4ブルー初の公式展示飛行
<写真提供:藤吉隆雄カメラマン>
1997.04.25,26 米空軍創立50周年記念航空ショーにて初の海外展示飛行
1998.02.07長野冬季オリンピック開会式にて航過飛行(長野オリンピックスタジアム上空)
2000.05.05岩国フレンドシップデーにてミレニアム記念の「2000」を初披露
2002.06.04日本・韓国共同開催ワールドカップサッカーにて航過飛行(埼玉スタジアム上空)
2004.07.24第50回松島基地航空祭にて航空自衛隊50周年のために開発した新課目「さくら」や「オポジットトライアングル」「デルタ&ボントンロール」を初披露
2004.10.06国際航空宇宙展にて展示飛行(パシフィコ横浜上空)
2005.12.11那覇基地航空祭にてT-4ブルーインパルス初、86ブルーインパルス以来26年ぶりの航過飛行
2007.04.28熊本城築城400年祭で祝賀展示飛行を実施
2008.04.13瀬戸大橋開通20周年記念行事で祝賀展示飛行を実施
(Nanako)




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