第3回目は、地上に展示してある飛行機をバックに記念撮影を行う際のコツを紹介します。航空祭では様々な航空機が地上に展示されています。普段中々まじかで見ることの出来ない航空機と一緒に写真を撮ることも、航空祭の楽しみのひとつでしょう。その中でもブルーインパルスは特に人気が高いので、T-4をバックに記念撮影をする場合は、朝早い時間帯か、ショウが終了して少しひとがはけた時が狙い目です。
さてみなさんは、観光地で綺麗な風景や建造物をバックに記念撮影したとき、人が小さく写ってしまい、“背景と人物どちらが主題かはっきりしない写真になってしまった。”なんて経験はありませんか?これを防ぐには、ちょっとだけ記念撮影の相手に前に出てもらうだけで、背景もしっかり入れながら、人も大きく写すことができます。ただし作例(作例のモデルはLUPPINさんにお願いしました(^_-)-☆)のように画面の中心以外に人を配置して写す場合はピントに注意してください。通常AF(オートフォーカス)のカメラは(一眼レフ、コンパクトとカメラとも)真中でピントが合うように出来ています。そのまま写すと後ろの背景にピントが合ってしまいます。この場合はピントを固定する必要がありますので、AFロックを使用します。AF一眼レフや最近のコンパクトデジカメでは、中央でピントを合わせてシャッターを半押しするとAFをロックする状態になります。その状態で撮りたい構図に戻しシャッターを押せばOKです。やり方がわからない場合は、無理はせず、ピンボケを防ぐため写したい人を真中にして、左右に上手く飛行機を配置しましょう。
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