フルショウとリモートショウ

|  ブルーインパルス雑学  |
 ブルーインパルスのアクロバット飛行は、その飛行場で離着陸するフルショウと、他の飛行場から飛来して離着陸なしで行われるリモートショウがあります。
 フルショウでは、パイロットのサイン会がフライト前に行われる他、ショウの始まりの儀式である「ウォークダウン」と終わりの締めである「ウォークバック」が見られます。一糸乱れぬパイロットそして地上スタッフ達の連携プレイを、すべて見られるのがフルショウです。
 リモートショウは、使用機体のT-4が滑走路の長さなどの理由で降りられなかったり、また降りられたとしてもT-4の整備能力がない飛行場で航空祭が行われる場合に、実施されます。ウォークダウンが見られないのは残念ですが、例えば防府北航空祭などは、周囲の山を回って会場上空にデルタ隊形で進入してくるブルーインパルスを見ると、鳥肌が立つほどの美しさを堪能できます。パイロット全員に会えないのは残念ですが、地上統制官とナレーター(ブルーインパルスのショウで行われるナレーションは正真正銘のブルーインパルスのパイロットが行っています!)としてブルーインパルスからパイロットが来てくれ、サインや記念撮影に応じてくれます。
 アクロバット飛行のリモートショウが行われる航空祭としては、防府北、静浜が有名です。
 航過飛行や祝賀飛行でもリモートでショウが行われます。2005年ツアーの開庁祭やイベントでは、大湊、佐渡、土佐清水、ホビーショウ、利根スカイフェスティバルなどにおいて、リモートショウで航過飛行が行われました。

<Imachan>